金融系社内の三つ役割り
銀行や証券会社など、金融機関は大きく以下の3つの役割で部門を呼び分けています。部門役割り主なシステムフロントオフィス顧客と市場を相手に稼ぐ営業部門。いわゆる、株式債権、為替の売買・取引執行を行う部門のこと。・銘柄情報管理・市況情報管理・ポジション管理・注文・約定ミドルオフィスフロントオフィスとバックオフィスをつなぐ役割を担って、その運用状況を第三者的にモニタリングする。・リスクマネジメント会社の不正チェック、損益と収益管理、コンプライアンス法令順守のための内部管理、信用・市場リスクの報告などを行っており、健全な会社を維持するために必要なポジションとなっています。企業倫理や法令順守に関する知識が求められるのはいうまでもなく、データ分析能力や検証能力も求められます。・トレードのサポート約定したトレードが滞りなく行われるようにチェックし、フォローするのが主な役割です。・プロジェクト管理業務内容の改善、企業体制の見直し、情報システムの運用・開発など、さまざまなプロジェクトに関わる重要な仕事です。所有する資産(株式や為替等)の総量を管理し、かつ、それらが未来にどの程度の確率でどういった変化をしえるのか、リスクを予測・把握し管理する部門。営業活動のサポートやリスク管理を行う部門・ポートフォリオ分析・出来高管理・リスク管理・損益管理バックオフィス営業部門が受け付けた書類の処理、資産管理銀行と連携し主に決済関係業務や経理処理などを担う事務部門、法務や財務、人事などの裏方部門。・口座管理・営業成績管理・財務管理・担保管理・預り管理・顧客勘定・権利配当・法定帳簿・照合・決済・日銀RTGS業務システム主な機能バック投信計理投資信託ファンドの基準価額を計算ファンド管理投資一任ファンドのBS、PLを管理ミドル外部情報取り込み銘柄や市場インデックスの情報を取り込み、加工コンプライアンス顧客ガイドラインの遵守状況のチェックリスク管理トラッキングエラーの測定執行分析執行コストの計測、評価収益率計算時間加重収益率の算出ディスクロージャー顧客向け運用状況の報告資料作成フロント受益権投入・回収年投入受益権等の購入・売却により資産配分の変更を実施ポジション管理ファンドマネージーがポートフォリオを管理し、売買計画を作成取引執行トレーダーが証券会社との取引を実行主に、フロント・ミドル業務のデータは、・内生系データ株式や債券等ファンドが保有する銘柄の残高や取引、ファンドのB/S、P/Lや基準価額等・外生系データ銘柄の時価情報や付け、インデックスの指数や構成銘柄等フロントオフィスとは、顧客と直接接触を持つ部署の総称として使われるビジネス用語です。営業、コールセンター、マーケティング運営や利益のことを考慮せずにクライアントの意向や都合を優先しすぎバックオフィスとは、顧客とのやり取りが少ない社内向けの業務のことです。「事務作業」や「開発作業」をイメージしてください。人事、経理、総務、システム開発、生産管理などの部門が当てはまります。営業現場の感覚からずれた施策を行いがちになりミドルオフィスは主に金融機関で設定され、具体的な業務は金融契約の内容チェックやリスクの監視などです。最近では、収益管理や営業戦略の立案などを行う部署として、ミドルオフィスを設ける商社や事業会社も見られます。ただし、ミドルオフィスは利益に直接貢献せず、事務業務を効率的にこなすわけでもないため、業務内容を明確にしなければコストパフォーマンスの悪い部署になりがちです。金融機関におけるフロントオフィス、ミドルオフィス、バックオフィスは、簡単にいうと、フロントオフィス為替取引、株や債券の取引において、市場や取引相手との間で売買の条件を決める部門です。一言でいうと金融商品の売買契約を結ぶ部門です。ミドルオフィスフロントオフィスが行う取引に不正や間違いがないかチェックしたり、会社、部門、トレーダー単位に決められている取引高やリスク金額の上限以内に収まっているかを監視する部門になります。フロントオフィスが結ぶ契約のチェックをする部門といえます。バックオフィスフロントオフィスが売買した為替、株、債券の決済をする部門です。言い換えるとフロントオフィスが締結した契約を履行する部門です。具体的には、ドルと円の交換をしたり、株、債券と現金の交換をしたりする部門です。交換といっても通常はすべて電子的に行われます。金融機関のミドルオフィスでは、営業活動で生じるリスクに対するマネジメント業務が行われている。・営業活動に関する内部管理・コンプライアンスに対する社内教育・不正防止のための施策立案・企業の収益管理資産運用業の概観販売会社 ファンドの販売を行う銀行や証券会社などのことを指します。運用会社 投資家から集めたお金を運用する業務を行います。当社アセットマネジメントOne株式会社も運用会社の一つです。信託銀行 ファンド資産の保管管理・資金決済業務を担っています。フロント業務フロント業務はさらに運用フロントと営業フロントに分けられます。- 運用フロントに関わる人たちを一般的にファンドマネジャーやトレーダーと言います。・ファンドマネジャーは投資家から集めた資金の投資判断を行ったり、ファンドの資金繰り管理を行います。・トレーダーはファンドマネジャーからの取引注文を受け、各資産の売買をマーケットで行います。- 営業フロントは、運用しているファンドの営業を行います。投資信託における営業フロントでは、自社が運用するファンドを販売会社に取り扱ってもらうための営業活動や情報提供を目的とした投資家向けのセミナーなどを行っています。ミドル業務主に運用ディスクローズや、リスク管理などを行います。- 運用ディスクローズでは、投資家の皆さまに向けてファンドの投資信託説明書交付目論見書やファンドの運用状況をお知らせするレポートなどの作成を行います。- リスク管理では、主にファンドの運用状況について運用リスクの観点などからモニタリングし、ファンドの運用方針から逸脱した運用が行われていないかをチェックしています。バック業務日々ファンドが投資している資産の売買や資金流入を会計システムに入力し基準価額の算出を行います。また社内システムの開発や保守業務などを行うIT部門や一般的な会社に共通する人事部や総務部などもこのバック業務に分類されます。フロント業務運用・ファンドマネジャー⇒ファンド資金の投資先判断や資金繰り管理・トレーダー⇒マーケットでの資産売買営業・ファンド採用活動⇒販売会社へのファンド採用に向けた営業活動・セミナー運営⇒投資家への情報提供を目的としたセミナー開催などミドル業務・運用ディスクローズ⇒投資家向けファンド関連資料作成交付目論見書、運用状況レポートなど・リスク管理⇒ファンド運用状況に関するモニタリングバック業務・基準価額算出⇒会計システムに日々のファンドの資産売買や資金流入を反映し基準価額を算出・社内業務⇒社内システム保守、総務業務など